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ご挨拶

(プラタナス・M♀)
ようこそおいでくださいました。
私は、小さい頃から自分の中にM的嗜好があるのを自覚していました。
もちろんそんな言葉は知らないけれど、なにか人と違う性的な欲望があるな、そしてそれは隠していかなくてはならないな、と。
そうやって長い間、自分の中の「もうひとりの自分」を押し込めて暮らしているのは、苦しかった。
マロニエさんと会って、そんな私を認めてもらって、ようやく本当の自分になったような気がしています。
それから○年。泣いたり笑ったり喧嘩したりしながら、ずいぶん過激になりましたが、それでも未だに、つきせぬ泉のように沸き起こるMの気持ちの不思議・・
ここでは、そんなM女の本当の気持ちを、できるだけ素直に嘘をつかずに書いていけたら、と思っています。

(マロニエ・S♂)
数多くある自分の引出しには、そっと一人、自分に向き合った時に、密かに引出してみる引出しがあります。
世間はおろか自分でも中身が認めがたいものや、恐ろしくなって、見れない引出しや、封印してしまった引出しもあります。
そんな引出しを、見せ合える、暴き合える相手が居るのは幸せ。
プラタナスとマロニエは、自分と相手の引出しを、かなり傍若無人に引出しています。

ここは、そんな引出しをちょっぴりお見せするブログ。
犬も食わぬ惚気であったり、社会生活では絶対出さない引出しだったり、愉快な引出しばかりではないので、ご注意を。



(カテゴリーガイダンス)
厠畜」  ブログの副題。はるか遠くの背景。
「異様・変態・グロテスク」 異端の性に囚われる私達。
マゾ女とサド男の関係」 対等な人と人として。
「多頭・複数」 手探りの一歩一歩。
理性崩壊・ケダモノ」  行為の果てに。  
時系列の記録」  過去のライブ。感触が残っているうちに。
ある日の想い」  SMにまつわる雑感。
他・・・・


(読者とコメントする方に、お願いとお断り)

極私的な性癖と嗜好の事なので、「好き・嫌い」が必ずあります。
私達が、ある行為や関係を「嫌い」「好まない」「しない」と表現しても、それは、その行為や関係を好む他の人々を、否定や拒絶するものではありません。

また、コメントは、現実にした、現実にしない、を問わず、妄想を含めて自由に語る場所にしたいと思っています。ですから、S、M、ノーマル、変態、経験者、未経験者、年齢、性別などで区別する事は無いよう努めますし、また、コメントする方々にもお願いします。

横レスも、エントリーから外れない範囲でどうぞご自由に。

嗜好上、グロテスクな描写があります。
画像は「挿絵」ですので、期待しないで下さい。

誰のせい?

(プラタナス)

いやまったく。
痛みで笑い出すわ、自分からミニスカート穿いてくるわ、酷いですね、アタシ。^^;
酷い女が好きなマロニエさん、うれしそうだなあ。

まあ本当だからしょうがないんだけど、こんなに晒されて恥ずかしいしなんだか口惜しいので、見方を変えて仕返ししよう(笑)。


今回のマロニエさん。
プレイ時間を正味2時間から2時間半くらいだとして、そのほぼすべてで痛いことをしていた。
ビンタやグーで殴るもあったけど、あとはずっと鞭。
300とか書いてたけど、ふつーにもっと打ってたと思う。
SEXもしたけれど、その最中もずっと打ち続けていた。
SEXは、明らかに彼にとっては添え物。自分の身体から私を離さないために打ち込む単なる杭くらいの位置づけだった。
SEXしながら必ず同時に鞭を使っていたので、ただ気持ちいいだけという時間は、全然ない。
私を上に乗せて胸とお腹を、後ろから背中を、ってカンジで、常に苦痛とセットだった。

彼の「女をいたぶりたい。しかも精神的ではなくて肉体的に徹底的にいたぶりたい」という加虐欲の根深さは、相当なものだなと、改めて思い知ったよ。
事後に、「気持ちいいこと全然してないよー」と抗議したら、「今日は痛いこと以外はするつもりなかった」って言うし。


もー!酷いのそっちじゃん!!


まあ、それによって笑ってすっきりしているわけで、別に文句をつけるつもりはないけれど、
でも、これほどまでに苦痛のみのプレイは、やっぱり相手を選ぶのだろうな。
いくらSMだとはいえ、こんなに痛いだけのプレイじゃヤダーって言われちゃうと思うよ。
私だって、長い間かけて馴らされてきただけで、初めの頃からこんなことをされていたなら、とっくに逃げ出していたに違いないもの。
今だって、初めての相手がこんなことしたら、怖くてぜったい無理だと思う。

これほどの加虐要求を抱えて生きるのは大変だったろうなと、同病相憐れむの気持ちになるよ。
これを受け止めきれる相手を探すことの困難さは、想像に難くないから。
マロニエさんの、この激しい加虐要求をすべて受け止められて、かつ日常生活で破綻せずにいるM女は、そう容易に見つかるものではないだろう。 (彼は精神的に寄りかかられるのはNGなのだ)


だから、時間をかけたのだな。
マロニエさんは「必要なものが市販されていなければ、作る」というタイプだ。
最近ちょっと必要があって過去のエントリーを読み直しているんだけど、最初の頃から比べて、私の考え方や気持ちがずいぶん変わってきたことが、よ くわかる。
ミニスカート穿くことも、ブログではしたない様子を晒されることも、昔はずいぶん抵抗していたなあ。
ブログを始めて5年半、私たちの付き合いはそろそろ19年目に突入するから、その前からの年月も長い。
それだけの時間をかけて、少しづつ私を変えていった。
最初にマロニエさんと出会った頃から思うと、今の自分は信じられないもの^^;
苦痛で笑うオンナしかり、ミニスカートしかり、好みに合うM女を、彼は18年かけて作ったというわけだ。



で、つまり・・・・

出来上がった作品が酷いということは、製作者のセンスが酷いってことですよねぇ?(笑)

(せっかく手間暇かけて作り上げたのだから、大事にしてねっ♪)


短くする女

(マロニエ)

「今度、ミニスカで行こうかな。」

SMしようという時のプラタナスの提案である。
ああ、いいね。それで街を歩こうよ。春の宵、気持ちいいぞ。

オーバーニーにニットのタイトミニスカ。トップスが、パーカーにジーンズ素材のハーフジャケット。
それに、流行のデカサングラス。

およそプラタナスの日常からかけ離れたファッション。
どう見ても、お水か色の職業だなあ。
しかもいつものようにノーパンだから、なかなかそそられる。

階段上がるとき、見えやしないかと心配しているけど、
ニットのタイトは体にまとわりついて意外と見えないものなんだ。
でも、座るとなると話は別。ちょっとした仕草で、ずり上がって文字通り丸見え。

そんな格好で、まずは3階(エレベーター無し)にある行きつけのパスタ屋に行こうっていうんだから、私もなかなか人が悪い。

が、敵も然る者。道行き、腕を絡めてきて、
日中、スケベ親父が品性よろしからぬ女を連れ歩く、という構図を作ってしまった。
プラタナスが言うように、たしかにこれでばったり知人に出会ったなら、相当気まずい思いをするだろう。(笑)
プラタナスの方は地元ではないし、サングラスはじめ相当化けているので、ちょっと見では、まず判別つかない。
また、羞恥という意味では、そんな格好でラブホ街を歩き、ホテルのフロントを通り過ぎるのは、
膝下丈の白のプリーツスカートと上品なトップスより、かえって恥ずかしくない。(本人談)


プラタナス、こういう格好も好きになったな。

うん

じゃ、ラブホ出るとき、スカートもうひと上げして、飯食ってオフィス街歩こうな。

プラタナス、口では、ひぇーって言ってるけど、なんだか嬉しそう。
二人で迷ったのは、オーバーニーにするか、フェイクガーターにするか。(二人してバカ)
というのは、太股は例の硬質板ゴムでバッチリ四角い痕が残ってる。
オーバーニーと更なるマイクロミニにノーパンでは、さすがに、見たくない人や店に迷惑がかかる。
ということで、ここはおとなしく、フェイクガーター。

SMをたっぷり堪能した後、お腹を満たし、
膝上というより股下といっていいくらいのミニで、街を歩く。
ポイントは、街に立っている女性のそれより、数センチほど長い。
ギリギリのところ。
その丈を決める時も、プラタナスなんだか嬉しそうだったな。

暗くなったから、プラタナスはさらに大胆に体を押付けてくる。
歓楽街では、それでも私達は街に溶け込んでいた。誰も特別な視線を向けない。
が、ガードをくぐり、だんだんオフィス街に近づくにつれ、特に女性の視線がきつい。(笑)
あからさまに軽蔑の眼差しをおくる女性も。(苦笑)
その女性に、あまり品性よろしからぬお遊びだけど、ちょっと協力してねと心で頭を下げつつ、
プラタナスに、今軽蔑されたね、と言う。(もちろん、私も。多分プラタナス以上に)
プラタナスは確実に、今、濡れて溢れたんだろうな。(笑)

仕上は、オフィス街のコーヒーショップ。
カウンターの若いお兄さんの顔には、オマエラの来るところじゃないって書いてあった。
春を売る女と、それを買うエロ親父。
プラタナスも同じように感じたのだから、かなりあからさまだったのだろう。


なんだかとても楽しかった。と、プラタナス。

着替えを済ませ、いつもの大人しい姿になって、雑踏に消えるプラタナスの背中。

誰にも見せない裏の顔。私が受け持とう。

(プラタナス)

うん。笑ったみたいですね。
なんか信じられないけど^^;


最初は怖かった。
ちゃんとSMするのは久しぶりだったし、事前のメールでマロニエさんから「鞭と縄を持っていく」って予告されて怯えてたから。

久しぶりの鞭はいちいち痛い。
こんなに痛かったっけ?
泣いて転げて逃げ惑う。

でも、そういう体の反応とは別に、心はなんだかとっても興奮していた。
マロニエさんのサディストの顔を見て。
こういう顔は久しぶりだから。
その顔を見ると、痛くて苦しいのに、なぜだかめちゃめちゃ欲情するんだ。

憶えているのは、座った私の後ろに立って、私の両手をひとつに纏めて片手で掴んで頭上で拘束してから、私の身体をところ構わず鞭打つ彼の、心底楽しそうな笑顔。サディストの笑いだ。
身体の前面の柔らかいところを打たれて、痛くてたまらないのに、その顔を見て興奮する。


だんだん、頭が朦朧としてくる。
苦痛と快感の配分が、じょじょに変わってくる。
痛い。まだ痛い。だけど、ぼんやりした頭でだんだん気持ちいいと感じ始めてくる。
そうなると、私は、まるで道に沿って置かれたエサを次々に食べていつの間にか檻に誘導される動物みたいに、もっともっとと苦痛を望みはじめてしまうんだ。
ひとつエサを食べて、またひとつ階段を登る。
もうひとつ、もうひとつ・・・どんどん気持ちよくなってくる。

そこまでは、いつもと同じ、一度来た道だ。

その先?

その先がどうなったのかは、よくわからない。
笑ってたのかの自覚はあまりない。
だけど、その時の気持ちは、よく憶えている。
ふいに、なんだかとっても楽しくなった。
天井が抜けて青空が見えたみたいに、晴れ晴れと突き抜けた気分。高揚感。
実際は阿鼻叫喚状態なんだけど、なんだか爽快な気持ちだ。ヘンだけど。

ああ。素敵。楽しい。

相変わらず打たれ続けているんだけど、もう全然痛くない。
刺激を感じるけれど、痛みには感じられない。気持ちよくてたまらない。
たぶん頭がバカになったんだと思う。脳内〇薬が噴出しまくり。

この気分のよさをもっともっと味わいたくて、両の手を自分から頭上で組み合わせて、身体すべてを鞭の嵐の前に差し出して、貪るように味わった。
頭の隅では、「なんてことしてるんだろう?」って一瞬考えたりもしたけれど、この爽快感を一滴残らず味わいたくて。

もうどこを打たれても痛みを感じない。
気持ちよくて楽しくてたまらない。

お腹とか胸とか、普段だったらイヤがる場所でも全然大丈夫。
鞭が巻き込んで柔らかいわき腹に当っても、それも気持ちいい。
普段なら痛すぎて覚醒する乳首へのダイレクトヒットさえも、快感として受け取ってしまう。
不思議な感覚だった。
その瞬間はきっと狂っていたんだな、私。


あまりにも痛みを感じないので、事後にマロニエさんに「手加減してました?」って聞いたけど、答えはNOだった。
それを裏付ける、私の身体につけられた尋常でないほどの痣と内出血の痕。
特に胸とお腹が悲惨な状況だ。体中が痛い。炎症で発熱しそうだ。
二晩目の昨夜もまだ、仰向けには寝られなかった。もちろんうつ伏せもダメ。

これほどのダメージにアラームが鳴らなかった、自分の感覚が恐ろしい。
これじゃあ、自分で自分を守ることなんかできないよ。
マロニエさんがうまく誘導したら、私は自分が壊れても、ストップできなくなってしまいそうだ。


なのに、またもう一度あれを貪りたいという思いを、私は振り払えないでいる。
一度味わった甘い蜜は、もう忘れられないのかもしれないな。

笑う女

(マロニエ)

目下ヘロヘロ、とエントリーしたとたんに、
SMしたことを書くのもなんだが、書き留めておこう。

縄と鞭をカバンの中に忍ばせた。
顔を踏みたい、悲鳴を聞きたい、泣く様、痣、痕、腫れを見たいと思ったからだ。

着衣のまま縛り上げて、ソファーに転がし、プラタナスの顔を踏んだ。
久しぶりである。ついでにビンタ。やっぱり面白い。M女をいたぶるのは楽しい。
ミニスカの裾が乱れ、おま○こが見える。
ソファーの背もたれを使って逆さ富士にして、晒した。
指で陰唇を広げて、息を吹きかけて反応を楽しんだけれど、
物足らなくて、ペットボトルを突っ込んだ。

別に、あらかじめ計画してたわけじゃなくて、その時の流れ。
文字にすると、乱暴で鬼畜な男だなあ。(苦笑)

プラタナスを裸に剥いて、もう一回縛って、フェラとスパンキング。
あお向けに寝かせて、私のものを口に突っ込み、目の前のプラタナスの腹を殴る。
おま○こにビンタもしたっけ。
何も考えずに、やりたい事をやり放題。
長い間踏んでいたブレーキを離したのだと思う。
数日前にプラタナスの体のことで、さらに安心できる情報がもたらされたからだ。それを聞いた時に、私のS心を解き放ったのは自覚していた。

今日の凶器。
バラ鞭、ミドルサイズの編みこみ一本鞭、ショートサイズの編みこみ一本鞭、おなじみ硬質板ゴム。
特にショートサイズの鞭は使い勝手がいい。SEXしながらでも振るえるし、技術がない私でも的を外さない。

どのくらい打ち据えただろう。
SEXしながらショートや板ゴム、時には離れてミドルサイズ。
高手小手が邪魔して背中を痛めつけられないので、縄を解き、フリーにして。
転げて逃げるのをかまわず、腹も背中も。
腫れて、ところどころ内出血。これが見たかった。


痛い!気持ちイイ!と目がひっくり返り、
自ら背中を向け、鞭打ってくれとせがむ。

これからが楽しい時間だ。
真っ赤に腫れた背中を、一本鞭で目いっぱい打つ。
プラは転げ回り、しばらく痙攣し、余韻でエクスタシーに浸る。
懲りずに、いや、それに魅せられて、何度も何度もおねだりする。
壊れた女。

いつもはそれで終わるのだが、
プラタナスが、何時どうスイッチが入ったのか、判然としない。

プラタナスが笑い始めた。「楽しい」と。
狂気の笑いである。
今までは「痛み」でその笑いを見ることはなかった。
泥んこ遊びする幼児の様に、スカトロでドロドロに塗れた時に、逝った目つきで笑う事があっただけ。

苦痛で新しい扉が開いたのかもしれない。

私は興奮した。
笑うプラタナスをさらに打ち据える。相当な力で。
「楽しい楽しい。」と、白光している。

普段、腹への鞭はとても痛がり、素に戻る事が多いのだが、この時ばかりは気持ちいい!の連呼。
鞭が当たった瞬間でも、笑ってる異様な光景。
客観的に見れば、「キチガイ女」「壊れた女」だが、原因者は私。
酷くサディステックな心を満たされた。

苦痛に、逝った目つきで笑う女。

プラタナス新境地。
これだからSMは止められない。

300以上打ったと思うけれど、なんだか肩こりがほぐれた。(笑)
(マロニエ)

なんとまあ、すっかり放置してしまった事か。

昨年秋以降のプラタナスの諸事情、
加えて私自身も、要経過観察の身になってしまった。
(プラタナス同様、深刻な状態ではなく、普通に日常生活を過ごせている。)

そうこうしているうちに、私の仕事が溢れ、
まとまった時間が取れない状態が続いている。

それでもあいかわらず、週一回はプラタナスと会って、
○屋のあんみつや、千○屋のパフェをご馳走したり、
プラタナスの云うところの「普通のSEX」をごく短時間でしたりしている。

無理くり時間を取ったのはいいが、それだけで私がへとへとで、
「普通のSEX」と睡眠やマッサージタイムに陥る事もここ数回である。(苦笑)
「今度(こそ)SMしようよ。」というのが、最近の二人の挨拶になっているのだが、
なかなか実現しないでいる。

プラタナスが自分の事情と原因は棚に上げて、
「マロニエさんのばかやろう。」とか、
「S心なくした野郎とSMなんかしたくない。」などと、
悪態つくのは、
プラタナスの一つの個性として面白いし、気持ちもわからないではない。(笑)

そんな状況で、よかったと思う事は、二人の関係が「ご主人様と奴隷」ではなかったということだ。
立場が行動を規定する事はしばしばだし、それは、気持ちと違う行動をしなくてはならないという自縛に陥りやすい。

自分たちが決めた関係性に、自分たちが縛られる。そんな息苦しい(と私が感じる)関係が、私はめんどくさい。
奴隷らしくあれとか、ご主人様らしくとか・・・・

懇意にしている女性が、
マゾヒスト=奴隷嗜好ではないとつぶやいたのを見て、なるほどと思った。
私も加虐嗜好であるが、ご主人様嗜好はあまりない。
女をいたぶり、苦しがって悲鳴を上げ、かつ、性的に興奮しているさまを見ると、こちらも性的興奮をする、
加虐性変態性欲者である。
プラタナスもまた、私と長年付き合って、そうなった。

したいことを、したいようにする。
プラタナスをいたぶり、責め、苦しめ、果ては、快楽の淵に追い込み、白目をむかせ、常軌を逸し、人としていびつに歪ませる。
そろそろ、起き出す季節がやってくるのかも。

目下、現状はまだまだ、ヘロヘロだけどね。(笑)

お騒がせしました

(プラタナス)

ご心配をおかけしていましたが、検査の結果が出ました。


症状は認められるけれど、それほど重篤なものではないので、今のところ治療の必要はなし。
定期的に経過観察、だそうです。
いちおう普通の生活OK、運動もOKとのことです。

よかったー!
大騒ぎして失礼しました〜。

もうしばらくの間、こちらの世界にいられそうです。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。

もしも

(プラタナス)

今回の私の身体の不調について。
こういう検査を受けると、結果が出るまでの時間に、人は色々なことを考えるものだ。

もし私がSMできない身体になったとしたら、二人の関係はどうなるのだろう?

これが普通の夫婦や恋人同士なら、仮に片方の事情でSEXできなくなったとしても、それですぐに関係が終わると言うことはないだろう。
でも、私たちは恋愛関係ではあるけれど、普通の恋人とはやはり少し違う。
SMを介して知り合って、SMによって深めていった関係だ。
心だけではなく、身体の触れ合いも、二人の間ではとても重要なことだ。
お互いの身体(性癖)に惹かれている。どちらかといったら、もしかしたら身体を繋ぐ糸のほうが大きいのかもしれないと思うくらいだ。

だから、その大きな根であるSMがなくなったら、いったいどうなるのだろうか?ということを、私はとても不安に感じていた。

マロニエさんにそのことを問うが、はっきりした答えをくれない。
「まだ起こってもいないことに対して悩んでも仕方がない」と言われて、はぐらかされる。
彼は、自分でこれは絶対だと確信できることしか、言葉にしたくないのだ。
多分そう思うとか、今の時点ではこう考えているくらいの気持ちでは、自分の考えとして表明することをしない。
必ず実行すると責任を持てることだけを言葉にするべきだと頑なに考えている、朴念仁の男性脳だから。

そのぶん、口にした言葉はとても信頼できるのだが、でもそれでは女はもの足りない。
絶対確実なことしか言わないなんて、それじゃ何も話せない。
約束でも契約でもない、今のあなたの気持ちを私は知りたいの、とマロニエさんに詰め寄った。

そしたらようやく重い口を開いて、ちょっと困った顔をしながら彼がくれた言葉。

「もしそうなったとしても、俺はプラタナスと○屋のあんみつを食べる。千○屋にもタ■■フルーツパーラーにも行く。博物館も美術館も一緒に行く。」

「だけど、SMだけは、他の女とするかもしれない」

私はこの言葉を聞いて、いったいどう感じたのだろう。



私は、嬉しかった。
他の人とSMすると言われることはつらいけれど、そうなったとしても私と一緒にいるというその気持ちが。
二人を繋げていた太い糸のひとつを失ったとしても、それでも離れることができないと彼が言ったことが嬉しかった。

仮にふたりの立場が逆で、マロニエさんがSMできない身体になったとしても、彼と別れることはできないと、私は思っていた。
SM以外にも、彼と二人で過ごす時間は、私にとってとても大切になっているから。
だけど、彼もまた同じように考えているのかは、私にはわからなかった。
もしかしたら、SMできなくなった私は、マロニエさんにとって必要のない存在になってしまうんじゃないか?
そしたら二人の関係は終わりになるんじゃないか?と、そんなことを考えて、とても怖くなっていたのだった。

SMで知り合った二人の関係だけど、それだけじゃない繋がりを作れていたんだという、その事実が嬉しかった。

他の人とSMするかもしれないということについては、嬉しい言葉ではないけれど、私は納得できるものがある。
私と出来なくなったからと言って、そのまま一生もう終わりにすると言い切ることができないほど、彼のSMへの思いは強いのだ。
もし私が逆の立場になったとしても、同じ事を考えると思うから、その気持ちはよくわかる。
「そうなったとしてもあなたと別れることはできないけれど、SMをやめることもまた、できないかもしれない」と、たぶん私も言うだろう。
私たちはお互いに、どうしようもないほど業が深いのだ。


もちろん、マロニエさんのこの言葉は、先に言ったとおり、約束でも契約でもない。
現実にそうなったとしたら、また変わってくるかもしれないし、もしかしたら、他の女とSMするマロニエさんに耐えられなくなって、私のほうから離れていくことになるかもしれない。
先のことは本当にはわからないのだ。それはそれでいい。


常識的に考えれば、彼のこの言葉はそんなに素敵なものではないとは思う。
彼女が健康を害してSEXできなくなった恋人同士で、彼氏がこれを言ったなら、それは失格だろう。
この言葉を喜ぶ私の感覚がちょっとおかしいという自覚はある。

だけれども、私たちを結び付けているSMの力、その抗いがたい強さを、自分も身に滲みて感じているがゆえに、「それを失ったとしても、やはりあなたの手を離すことはできない」と彼が言った言葉の重さが、私にはよくわかるのだ。


それは、検査結果を待つひと月の間、私の気持ちを支えてくれている。


_______________________

と、大騒ぎしていますが、身体の調子はけっこういいです。
「お騒がせしました〜!」というご報告を、近々できるといいなぁと思っております。

いいよ

(プラタナス)

えーと、「なんかもう終わり」的なエントリーが続きますが、実際はそんなことないです。
実は先日も、ちょっとスカトロをば・・・。
「身体に負担をかけないSM」ということで、スカトロを選択したマロニエさんですが、終わってみて「これってほんとに身体にいいのかっ?」と思わずツッコミたくなりました。(笑)

ただ、こういうことがあると、いろいろ考える機会になるもので、それでこんなエントリー書いています〜。


____________________


「やっぱり負担かけたのかな」
私が今回の身体の不調を打ち明けた時、マロニエさんはすぐにそう言った。
長年のSMが、私の身体に影響したのだろうという意味だ。
何年か前に乳癌の疑いを持って検査した時も、たしか彼は同じようなことを言ったと思う。

なるほど、する側はやはりプレッシャーを感じているんだな。

負担がかかったのかと言われれば、18年もの長い間かなり激しい行為を月に数回継続してきたわけで、確かになにも影響なしということはないのかもしれない。
でもまた、もともと生まれつき欠陥があった臓器だし、年齢的なこともある。

つまり、そうかもしれないけれど、全然関係ないかもしれない、ということだ。
そして私は、そのどちらでもかまわない。

仮に、今までのマロニエさんとの関係によって私の人生になにか不具合が生じたとして、不具合それ自体はもちろん困るけれど、でも「やらなければよかった」と後悔することは、たぶんない。
その結果を知った上で、時間を彼と出合った18年前のあの日にもどせたとしても、やはり私は同じ選択をするだろうということは、も何年も前から自分なりに納得しているから。

「死んでもいい」などというセリフは、私の大切な人たちとそれから自分自身に対して不誠実な言葉だと思うから、なるべく使いたくないけれど、
彼との時間が私に与えてくれた喜びは、それによって例えば今日私の人生が終わりになったとしても、じゅうぶんおつりがくる程度には、私にとって大きいものだなということは、わかっている。

ずっと小さい頃から誰にも言えずに思い描いていた、私の酷い夢を実現してくれた。
それだけではなく、自分でも考えもしなかったくらい、広く、深く、大きく世界を広げてくれた。
今までにどのくらい私がワクワクして欲情の嵐に翻弄されて、ああ今ここで死んでもいいと思える時間を経験したことか。

SMだけではない。
その関係を継続するために、マロニエさんは気持ちを込めて努力し続けてくれた。
私に会う時間を作り続け、心の中に私の居場所を作る努力をずっと続けてくれた。
身体の快楽だけではない、恋する楽しさと苦しさも、私はじゅうぶん味わった。

それは、私の今までの人生で、本当に大きな喜びだ。
まるでふたつの人生を生きたように、私は満足している。

マロニエさんとの関係が原因で、たとえば身体に不具合が生じても、私の中の収支決算は、じゅうぶん黒字なのである。



だからね、あなたはなにも気にしなくていいよ。
今回のことに限らずとも、万が一私に何かあっても、あなたは気に病む必要はないんだよ。
と、この機会にそれだけは言っておきたいと思う。




(注)こう書きましたが、仮にマロニエさん自身が「自分で選択したのだから、俺は責任ない」と言ったとしたらそれはNGだし、つまりこれは、たとえ同意の上であっても、SMプレイ中の事故に対してS側の責任を免除するというような意味のエントリーではないことは、どうぞご理解下さいね。

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