(プラタナス)
マロニエ氏リクエストのエントリーです。
(めったに「あれ書け」とかいわない人なので、言うこときいてあげちゃいました・笑)
ご存知の通り、私は身動きできないように拘束されることが、とても好きです。
身体の自由を奪われれば奪われるほど、心はふわふわと解放されるような気がするので。
これは、マロニエさんと会ってSMを実体験するより遥か以前から、私の中にあった憧れですので、
たぶん性癖の根本に根ざしているものなのでしょうね。
でも、痛い事をされるときだけは・・・ダメなんです。
すこしくらいの痛みじゃなくて、パニックをおこしそうな痛みの時には、
拘束されていて、いざと言う時に自分の意思でストップできないと思うその恐怖心が、
精神を解放するために、非常に邪魔なので。
もちろん本気で「やめて」といえば、やめてもらえるのは分かっているけれど、
そういう頭で理解できる範囲じゃなくて、
もっと衝動的な恐怖心です。
で、それが、ここのところちょっと変わってきたような?
まだ実際に経験したのは二回くらいなので、自分でも掴みきれていないんですけど。
二回とも、事務所で、椅子に拘束された時です。
偶然でした。
たぶん、縛られることによって、それが(とても好きなので)助走の役割をしたんだと思います。
それに、その時は、縛られたあとにどんなことをされるのか、分かっていなかった。
だから、余計な恐怖を感じることも、なかったのかも。
そこへ、突然の、鞭の苦痛。
初めはやや緩やかに。次第に強く。
縛られている。
口にも布を詰め込まれてガムテープで止められていたので、声も封じられている。
逃げ回ることはおろか、痛みにほんのちょっと身を捩ることさえできない。
泣き叫ぶことも、絶叫することも、できない。
身体が自由なら、痛みに対する反射で逃げ回ってしまいますが、逃げている時はすでにその行動で、やや理性を取り戻しているわけです。
声を上げるのは、頭ではなく本能の反応なのですが、でも声を上げることによって、またわずかだけれども気持ちが戻る。
逃げ、絶叫したその次の瞬間に、その能動によりほんのちょっとだけ、人間らしい位置に戻るんだなあ。
今まで気がつかなかったけれど、封じられてみて初めてそれが分かりました。
でも、この時は。
身体を動かせないのだから、逃げる必要はない。
声を封じられているのだから、泣き叫ぶ必要もない。
いっさいの生物としての能動を捨てて(捨てさせられて)
私は、ただただ、苦痛を受け止めるための受信機になったようでした。
そしてこの状態で、私はそれこそ火花を散らすように、激しく白光しました。
今思い出しても、自分が怖くなるようです。
完全に、それこそ完全に自分を手放して、何も見えない聞こえない、考えない、感じない。
痛みはおろか、快感さえも、もうたいして感じていなかったような気がします。
生体としての身体感覚は、すべて失ってしまったような瞬間でした。
身体も、頭も、心も、なくなって。
あとは、何が残っていたのか。
自分でも、分からないんです。
よく「人間じゃない」というような表現を使いますが、
それに倣えば、「動物でもない」って感じ。
生き物が身を守る本能さえも捨て去って、
すべての能動をかなぐり捨てて、
ただ、痛みに白光する受信機になったような。
その心理が、
いや、心理じゃないな。なんて表現したらいいんだろう?
感情?感覚?
ううん。
そう。その「存在」そのものが、もの凄い快感でした。
もう一度、それを味わいたいか?
答えはもちろん「YES」です。
でも、それはなかなか難しいんだろうなあ。
完全に拘束されて、言葉まで封じられると言うことは、
限界が来たときに、それを速やかに伝えるすべがないということだし。
マロニエさんが、私の様子を見て判断するのだろうけれど、大変な作業なんだろうなあ、それって。
それに、こうしてお互いに言葉にしてしまったので、
もう、今後は私の中で、
「拘束されたら、次には凄く痛い事される」と言う先入観念が出来上がってしまいました。
これが、余計な恐怖心となって、心を手放すのを邪魔するんです。
この前の、ホテルで浮遊できなかった時も、そうだったもの。
それでも、マロニエさんがそれを望んでいるのであれば、
いつかはそこへ到達させられるのかもしれない。
今までも、初めはとても無理と思っていたことも、ほとんどそうさせられてきたから。
また、あなたはそこへ向けて、
膨大な手間と時間と情熱を傾けるのでしょうか?
うん。
まあ、それならそれで、望むところです(笑)
私は、自分の気持ちに嘘をつかないように、無理しないように、頑張らずに、
あなたにゆだねて行こうと思っています。
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マロニエ氏、先のエントリーではあんなこと言ってましたけど、
先日またホテルに行ったときは、ほんのちょっぴりだけど
「助走」してくれました(笑)
たぶん、普通のひとにとってはそうではないんだろうけど、
私にとっては、とても気持ちいいことを、ほんのちょっと^^
そしたら、まあ。
普段めったに助走してもらえない、可哀想なプラタナスったら、
もう、それはそれは、自分でも呆れるほどあっさりと、ほんとうに情けないほど呆気なく
浮遊しました(爆)
帰り道に、まともに歩けないような苦痛も、助走のお陰で、苦もなく受け入れちゃいました。
ほらー。
ものすごい効果じゃない?
だから助走してよー。マロニエさまあ(懇願!)
お二人の助走…、きっと強力な助走なんだろうな…。