(プラタナス)
せがんで、マロニエさんに
鉄の爪をつけてもらう。
場所は街中のレストラン。
込み合ってはいない時間帯だけれど、もちろん人目はある。
ちょっと困った顔で、人差し指から小指までの4本に、爪をつけてくれるマロニエさん。
それを見て、ニボシが叫ぶ。
「マロニエさん似合う〜!元々そういう指みたい!」
ホントだ。似合う。むちゃくちゃに。
マロニエさんは、うつむいて、爪をつけた自分の手を静かに見下ろしている。
ただそれだけなのに・・・
なんか、頭の上あたりに立ち上っている、黒いオーラが見えるみたい。
静かな表情の裏で、頭の中ではものすごーく酷いことを考えているよ、この人、きっと?ってオーラだ(笑)
目の色が、ほんの僅かに変化している。
薄い茶色のその目の色に、抗いがたく引き寄せられる。
ああ。私に絵を描く才能があったら!
彼のこの姿をモデルに、「静かな悪魔」の絵を描いてみたいって思わせるような、そんな雰囲気。
何気ない普通の姿をしている悪魔の絵。
「きゃあー!ほんと、似合う!絶対、生まれたときからついてたよ!これ!」
「そうそう!ふだんは見えないだけだよね?きっと!」
大騒ぎする、ニボシと私。
こういうところが共感できて、大変うれしい。
オンナ二人で、勝手に盛り上がる。
苦笑しているマロニエさん。
場所を移動して。
ニボシの白い首筋に、真っ黒な鉄の爪が食い込む様を見た。
首を掴んで引き寄せて、ニボシにキスするマロニエさんの横顔。
白い肌に、実にたやすく、鮮やかな赤い爪跡が残る。
とても綺麗。
流血するプレイは苦手だけれど、
この爪だったら、肌を引き裂かれてみたいと、そう思ってしまった。
後日談。
他日、
裏葉月の葉月さんのパートナーである蔵人さんにも、お願いしてつけてもらった。
こちらも驚くくらい、似合う。
つけた途端、目の表情だけが変わる。
生まれながらに見えない鉄の爪をつけている人種って、いるんだなあ。
普通の人に混じって生息してるんですね(笑)
コメント
私にも・・・
似合います
うれしそうに笑いながら、腕の内側の柔らかい肌を傷つけて欲しいと思っちゃいました。
今度会うとき、持参いたします(恥)
初めまして^^
ブログはずっと読ませていただいていました。
プラタナスさんとマロニエさんの関係というか、しおりさんとニボシさんの存在、圧倒されつつ引き込まれる感じがずっとしてました。。(恥)
鉄の爪、冷たそうだけど痛そうだけど。。相手に着けてもらうことで温かみを持つというか感じ方が変わるのでしょうか?^^;
私も興味あります〜(笑)
あー
うんうん、いつもプラタナスさんがオニアクマと叫んでいるアクマそのものw
それに比べて・・・
過去形のSさんも現在形のSさんにも似合わないような・・・
縄好きさん達には似合わないのかしら?
いらっしゃいませ^^
はじめまして。ようこそ♪
+1への感想、うれしいです。ありがとうございます。
なんかね、+1関連のお話は人気ないんですよー^^;
まあ、やっている本人も、思わぬ展開に呆れているくらいですから、無理ないと思うんですけどね(笑)
登場人物で、無理してる人や泣いている人がひとりもいないというところが、救いだと思っています。
またよろしくお願いしますね〜^^
おー
ゆきさんにそう言って頂けると、ちょっと安心します。
なにしろ「そうは言っても、これって惚れた欲目だよねー」って思ってたもので。
実は私はあんまりサディストさんを知らないので、他の人がどうかわからないんですよ。
でも、頭の中の鬼畜な考えが、外に漏れ出た結果かと(笑)
ご挨拶が遅くなりました!
先日はありがとうございました。
あの爪は不思議なモノですね。
なんて言うか…、普段は隠してるつもりのSさんの本性を映し出す鏡っていうか、本当に目が変わるんですよね。
でも、あの時プラちゃんも目つきが変わってたんですよ。
目をキラキラさせてると思ったら、腕を差し出して爪を立てられたたもうトロンとしちゃって、私はその方が見ていて楽しかったです。
あの爪にはSとMの素質みたいなものを暴き出す力があるのかもしれませんね。(^_^;)
お呼びだてしてしまいましたね
スミマセンです^^
そうかあ?私の顔も変わってましたか?
そうなると、にわかに恥ずかしい気がしますね。
あの爪に、私、どうも弱いもので・・・(笑)
いや、違うな。
爪に弱いんじゃなくて、爪を着けることによって、隠していたS性をほんのちょっと見せてしまうサディストさんの目に弱いんですね^^;
そういう意味では、蔵人さんもカッコよかったですよ〜〜!!
マロニエさんが
「蔵人さん、目つきが変わったの、俺でさえわかったよ」って言ってました♪
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