(マロニエ)
幸いにして、ここの所仕事が忙しい。仕事の一つ一つが年単位の工程なのに、それが幾つも重なって嬉しい悲鳴なのだが、去年のように、
「プラタナス底抜け週間」が取れない。いきおい、打合せや外出の合間を見てプラタナスと会う事が多い。たいてい最寄の駅で待ち合わせて、ランチを一緒にする。
地下鉄の階段をプラタナスが上がってくる。
何日かぶりの再会の瞬間。
プラタナスはなかなか佳い。と、いつも思う。
見た目はとても可愛らしく(サービス)あんな淫乱女が潜んでいるとは思えないし、話してみればなかなか突っ込み鋭く、これまた第一印象を裏切る。
もちろん、「あんな淫乱女」という部分は、誰もがわかるものではない。当然、ずっとずっと必死に隠してきたから。本人と私とこれを読んでる読者の方、それでもせいぜい数百人。
顔も知って、中身も知ってという方は、十数人ではないか。
プラタナスとの出会いは、互いのSM嗜好は知っていた。
でも、ネットの時代ではないから、それほど深いやり取りも無い。どこの誰やともわからぬリスクがあるのをわかりつつ、しかし、互いの衝動に突き動かされて、である。
待ち合わせの場所に向かう。前もって知らされた目印を付けた女性は居ない。
チッ、逃げたか。
ん?目印は付けてないけれど、なにやらただならぬ雰囲気を漂わせてる女が居るぞ。しかもこちらをチラチラ見ている。
それよりも何よりも、ヴィジュアル佳し、ではないか。
つかつかと寄ると、逃げる。追いかけて声をかける。
プラタナスだった。(笑)
珈琲で落ち着かせて、つらつらと話しをするけれど、プラタナスはしどろもどろ。
ビジュアルとあわせてうぶなのかと思えるのだけれど、それを裏切るかのように、そんな口から搾り出すように、露わな欲望が出る。
ほら、クラスで必ず一人二人居るでしょ?普段はとっても無口で大人しかったのに、秘めた情熱を燃やしていたのか、大人になって大化けした子って。そういう感じ。
もちろんSM嗜好があると知った上での出会いだったから、この可愛らしい外観の中に、何かが潜んでいるんだなあとは判っていたけれど、それでも興味をそそられた。この外見の彼女の中にあるものは何?って。
後日、あらためて会う約束をして、そして肉を貪る関係になった。(初めて会ったその日には食わない主義である。)
そうして少し慣れたのか、普通に話が出来るようになった。
気がつくのは割と早かったように思う。
プラタナスの見た目とは違う何かが、あるんだと。
それはもちろんSM嗜好の事もあるけれど、性格のこと。
外観からイメージしてしまう、大人しく従順な女の子、ではない。
わりと芯のある、主張するところは主張し、納得すれば自ら行動する、大人の女と云うべきモノを秘めている。
この女、面白いなと思った。
私は、傾向として、はっきり主張する事でメンドクサくも敬意を持てる女が好きだ。(単にメンドクサイ女や、何でも私が真ん中よの女とは、また意味が違う。)その主張が、もっともであるなら、あるいは、こちらがはっと気付かされるようなものだとしたら、なおさらである。
表向きの、見た目と性格の違い。
それだけでもかなり面白い。
(その性格を見抜けない人間やうわべの付き合いで済ませる相手に、相手のイメージのまま振舞う(演じる)快感なるものを知っているらしいが、オンナとは一筋縄ではいかないものだ。侮りがたし。)
それに加えて、である。
ずっと続けて、かなりの数を暴いた、プラタナスの
小さな箱たち。その中に棲むケダモノ。
ケダモノを解き放つよう圧を加えている私は、この幾重にも重なっているプラタナスの落差を俯瞰できる立場にあるのだから、更に面白い事この上ない。
ロシアの伝統的人形、マトリョーシカのように、単体ではその面白味は半減である。全部が入れ子構造になっているからこそ。だから、どの入れ子人形にもダメ出しをしたことがない。
すました顔して階段を上がってくるプラタナス。
爽やかな白のプリーツスカートの中に、工房はなさん作の鉄の
「貞操帯」。
ほどなく、噴出した小便にまみれながら、特大のデルドォを際限なく自らのおまんこに突き立てる淫獣。
後始末がほとんど終わっても、まだ一人、白目をむいてデルドォを手放さないプラタナス。
「もうそろそろ、体を壊すから止めろ」
入れ子構造のなかなかいいオンナである。
(ちょっとリップサービスし過ぎか?笑)
プラさんのギャップ、一部しか存じ上げませんが
それでもかなーり好きですわっ^^
居酒屋であんあん喘ぐなんて、最高ですもの☆